最高の人生の見つけ方(The Bucket List)

石井ト
昨夜、21:00分から、NHKBs3で「最高の人生の見つけ方」という映画を観た。 原題名は "The Bucket List" (棺おけリスト)で、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演の2008年の映画だ。
ネット情報によると、
共に余命数ヶ月と診断された2人の老人をジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが演じます。 病室が一緒になり意気投合した2人は、残りの時間を楽しむための"やりたいことリスト"を作り、様々なことに挑戦する道を選びます。
ニコルソンが扮したのが大金持ちである実業家のエドワード、一方モーガン・フリーマンは真面目で地道に働いてきた自動車整備工のカーターに扮しました。
それぞれにとって人生最高の幸せとはいったい何なのか?やがて死を迎える人生黄昏の物語でありながら、 2人の名優による素晴らしい演技で、すがすがしいほどの希望に満ちたメッセージが伝わってくる感動作です。
とあり、我々と同年ほどの人生黄昏の物語、身につまされた。
カーター(モーガン・フリーマン)の述べる言葉が面白い。
古代のエジプト人は死に対し壮麗な信仰を持っていた。魂が天の門を通ると、神が二つ質問をするんだ。
その答えによって天国にいけるかどうかが決まるんだ。一つは人生で喜びを得たか?二つ目は自分の人生は他人に喜びを与えたか?だ。
小生ならどうするか、答えに窮してしまった。
結末は、最後、カーター(モーガン・フリーマン)の死で終わるが、彼の遺骨は、使い古しのコーヒー缶に詰められ、エヴェレスト山の頂上に埋葬される。 残されたエドワード(ジャック・ニコルソン)の弔辞が面白い。
And I'm pretty sure he was happy with his final resting place...(そしてきっと、最後の安住の地に満足してるだろう、)
... because he was buried on the mountain...(彼は山の頂上に埋葬されたから)
...and that was against the law.(それも埋葬禁止の場所に)
弔辞では、彼は埋葬された場所にとても満足してると思う。何故ならそこは違法な山頂だったからと述べている。
山がエヴェレストだから、ワールドワイドのブラックユーモアで葬送ったということになる。日本ではこの種のユーモアは通じないかも。
 
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